「金沢•世界工芸トリエンナーレ2010」プレイベント「金沢の工芸の現在」金沢21世紀美術館会場風景
秋元館長による企画、佐藤オオキ氏(NENDO)の会場構成。左下に見えるのは私の作品。
秋元館長によるオープニングスピーチ
OPENINGに特別参加してくれた中田英寿氏
来年5月に開催される「金沢•世界工芸トリエンナーレ2010」のプレイベントである
「金沢の工芸の現在」が金沢21世紀美術館ではじまった。
テーマは「自由な工芸を考える」館長である秋元雄史氏のプロデュースによって選ばれた48人
(63作品=美術館所蔵、金沢市工芸協会選抜作家、金沢市在住作家)で構成されており、
多彩な作品が一つ一つの独立したガラスケースの中に展示されている。
この会場構成を手がけたのは、建築からインテリアまで幅広く活躍する佐藤オオキ氏(NENDO)であり、
建築を志す学生達にも支持されておりそのことだけでも注目されるかもしれない。
金沢市工芸協会(十代大樋長左衛門 会長)は日本芸術院会員、
重要無形文化財保持者などをはじめとして公募展(日展、日本伝統工芸展)や在野、
無所属の工芸家を含めて約200名を有する大きな団体である。
1995年には「金沢世界工芸都市宣言」を提唱し金沢市議会で満場一致で議決されたことで、工芸にたいする市民意識が高まった。
金沢世界工芸コンペティション、金沢世界工芸都市会議などを協会と金沢市、一体となって取り組んできた。
今回の「金沢•世界工芸トリエンナーレ2010」のプレイベントは金沢世界工芸コンペティションを発展的継承
なものとしての実験でもある。そして秋元氏の多大な理解のもとに「金沢•世界工芸トリエンナーレ2010」に取り組んでいただいた。
直島 地中美術館を立ち上げ、現在は21世紀美術館館長として長年にわたり現代美術に取り組んできた秋元氏に見えている
金沢工芸の現状を大きく飛躍させてくれるであろう。
もちろん我々作家の努力があってのことなのだが、、、、、
金沢世界工芸都市会議は5回目として15日、金沢21世紀美術館で「東アジア工芸事情」として
フランス セーブル陶磁器博物館主任学芸員クリスティーヌ清水氏が講演し、その後に中国、韓国、
台湾の代表者と金工作家 重要無形文化財保持者 中川衛氏、
そして私も加わりパネルディスカションも開かれることになっている。
“Kanazawa world craft triennale 2010” Pre event “Present of Kanazawa crafts’ project by Akimoto Yuji
(president of the 21st century Kanazawa Contemporary museum) and Mr. Sato ooki (NENDO)
designed exhibition spae. It is my work that sees under the left.
Opening speech by president Akimoto Yuji
Special Guest Mr Nakata hidetoshi for opening