September 13th, 2009

セントペテルスブルグ ロシア

St.Petersburug Russia

column

青銅の騎士像、セントペテルウブルグ
昔、海の向こうにあるスェーデンを戦に勝つため見ていたこの将軍。今はどこを見ているのだろう?

 

聖イサク寺院、セントペテルスブルグ ロシア
忘れることができないくらいとてもロマンチックな町だ。

 

血の上の教会,セントペテルスブルグ ロシア
夜の町を友人と歩いた。

 

9月10日から13日までセントペテルスブルグ(ロシア)を訪れた。私には旧ソ連時代から含めて初めての旅だ。
いつかは訪ねたいと思い続けたきた国のひとつだ。

 

タリン•エストニア(Tallinn•Estonia)から車での入国だったが、国境Naviaでは遅い手続きで車は長蛇の列だった。
Estonia側の出国審査はまったく誰も仕事をしていないかのような静けさで、待つ人もそれが当然のようでもある。
手続きを終え、それぞれの城壁に掲げられた国旗を見ながら走行するとRussia側に入る。
何台かの車が停車しているだけで、入国審査を受ける人も係官も静止画像のような光景だ。
長い時間が過ぎて、撮影禁止の意識なく写真を数枚撮った。その瞬間、制服の男がやってきて写真を消去させられた。
俊敏に働く人がいたのだ。まるで映画でしか観たことのない、昔のソ連のようなシーンだった。

 

セントペテルスブルグの町はヨーロッパにある古都のように、夜景もライトアップされて美しい。
洒落たファッションで歩く人々、「KA中E」と書かれたカフェでの若者、様々な民族が溶け込み、
私の勝手なイメージしたロシアとは異なるグローバルスタンダードな光景でもあった。
しかし、多少の違和感を覚えたこともある。

 

笑顔がない!
働く彼らの態度が訪問者に対して冷酷に見えてしまうことが多いのはなぜだろうか?
・広大なエルミタージュ美術館の各部屋には、
かなり年配者の係官が見学者に対して作品に近づき過ぎないように厳しい目線をおくってくる。
そして一瞬でもあるラインを超えると凄い形相で叱りつける。
楽しみに美術品を鑑賞するために訪れた人達にもその視線と態度は変わらぬ係官が多かった。

 

愛想がない!
英語しか話せない私に否があるのか「Hallow!」「Thank you」といったような挨拶がどこを訪れてもあまりない。
・訪れたホテル、Shop、空港の売店、航空会社、ほとんどの人は我々を直視しているだけで、
旅行者が困った時でも基本的な姿勢を変えない。
・帰国間際の空港の出来事だったが、ある女性が乗り継ぎのGATEにやって来た。
飛行機は待機中だったが女性は突然に泣き叫んだ。5分ぐらいだろうかドアは閉まり、飛行機は動き始めた。
急用での乗り継ぎらしく発狂したかのような女性に、あまりにも落ち着きを払った職員の対応に驚かされた。

 

ある人が言った。「彼らはそれぞれに任せられたことを遂行している。誰かがそれを全て知り総合的に判断することは、
今まで危険なことであった。そのことは人柄とは違う。そして今、新しい世代の解放された人々も大勢いる。」
確かに短い滞在で私が断言すべきではないが、
我々日本人は違う考え方でそれを「もてなし」あるいは「サービス」とする概念で生きてきた。
近年の渋谷、原宿、新宿などで見られる新しい習慣は大きく多様化した日本の象徴でもある。
その変化は、誇りにできなくなった事柄も多く秘められているのではないだろうか。
おそらく、ロシアの人々は、これからグローバルで独自な文化となる努力をしていくことであろう。
逆行するように思える我々日本人は大丈夫なのだろうか?

St.Petersburug,Russia
This general used to watch over view of Sweden for fight, however now where and what he is facing?

 

St.Isaac’s Cathadra,St.Petersburg Russia
I never forget this romantic town.

 

Church of the Savior of Sprit Blood.St.Petersburg
I walked in the midnight town with my friend.

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