部屋を訪れた時、土俵を臨む親方が座る位置に我々も座らせて頂いた。
背後には床の間、神棚、神が宿る聖域だった。
左から北桜関、松井英光氏、自分、英光氏の友人 藤田真氏
部屋の中で左から大露羅(三段目東12枚目)、右に北櫻関
とにかく大きい
路上を歩いていると独特の髷を結う際に用いる鬢付け油のにおいが漂ってくる。
大勢の力士が路上にいて大鵬部屋を通りすぎると、北の湖部屋が見えてくる。
初めて相撲部屋を訪れた。
友人 松井英光氏が誘ってくれた。
彼は広島出身でいかなる場でも「広島弁」で会話をする。そして広島出身で活躍する友人も多くもっている。
北の湖部屋には北櫻という人気力士がいて、英光氏とは広島での小学校が同じなのだ。
もちろん英光氏が先輩となるのだが、、、
北櫻関は38歳、幕内に在位していたが怪我で幕下まで転落した。
そしてその怪我を克服して次の名古屋場所では十両に復帰するらしい。
彼は品格も容姿も美しい力士だった。
ちゃんこ料理を振る舞ってくれたのだが、我々の背後には大勢の若手力士が見守りながらの昼食で、
相撲界の仕来りを垣間みることもできた。
部屋を訪れた時、土俵を臨む親方が座る位置に我々も座らせて頂いた。
背後には床の間、神棚、神が宿る聖域だった。
風水や神事など昔から古代日本人が伝えようとしたことを余りにも都合で今の時代に変えてしまっているのではないかと
危惧を抱いてしまうほど、神聖だった。