黛まどか氏との百夜句会の後、西麻布のワインバーで常に俳句でも多彩さを発揮する辰巳啄郎氏、
最初は私と同レベルだったが先を越されたテレビ朝日プロデュサー松井英光氏
黛まどか氏が主宰する百夜句会すでに53夜を迎える。今回は銀座にある『LA BETTOLA bis』(ラ・ベットラ・ビス)で開かれた。
多彩なメンバーで、歌舞伎俳優 坂東三五郎氏、俳優 辰巳啄郎氏、国家の品格著者 藤原正彦氏、漫画家 わたせせいぞう氏、
マラソンランナーだった増田明美氏、他に文化、芸能、マスコミなどで活躍している方々など様々だ。
その末端に私もメンバーとして参加させて頂いている。
俳句とは劣等生の私が述べるべきではないのかもしれないが、実に日本の風情を再考するいい機会である。
飛行機、電車、車、滞在先などで眼にする様々な景色から俳句を想定してみるのだが、時間が経つに連れて修正され駄作となっていく。
写真も趣味であるので同じ気持ちで重いカメラを持ち歩きながら撮影を繰り返している。
しかし、俳句を想定して考えを巡らせてみると、浮かんでくることは何かデザインの原点のようであり、俳句、写真、
そして自らの陶芸家としての作品にも連動していることに驚いている。
いずれにしても私は漢字を知らない。歳時記を知らない。字が書けない。歴史を知らない。知らないだらけだ。
句会で劣等感を味わい、二次会で鬱憤を晴らす。これが私の句会かもしれない。
しかし、知らないことを知り解決していくことは何歳になっても続けるべきことだ。
そう信じて参加している。