飾られたTABLEは格調と斬新さがある。
SPEACHする木村ふみ氏
TABLEを一緒させて頂いたみなさん
会場外で見送る木村ふみさんと辰巳夫妻、夫人の真由美さんは彼女に学んだ関係もあり、夫妻は大変に敬愛している
場所はグランドハイアット東京(六本木)、時間は13:00開演。
MAIN会場入口手前、開演直前までには彼女の今までの歩んできたTABLEに初まった食空間プロデュースの仕事が再現されている。
まるで昔ミラノで見たエットーレソットサスがプロデュースしたカルチエ100年の展覧会を彷彿させるかのような設えだ。
照明効果も抜群だ。
そしてMAIN会場へ
これは驚き!招待された人しか理解できないだろうが木村ふみワールドと言っていいだろう。
誰も真似のできない演出だ。
沖縄サミットでの晩餐会、世界中のハイアットホテルでのパーフォマンス、これまで様々に手掛けてきたPROJECT、
この会場に総ての想いを込めたのだろう。
20年以上知人でいてくれる彼女に思わず私は涙が出てしまった。
今回のPARTYは「掬ぶー木村ふみの仕事—」と題した本が出版された発表会でもある。
通常は発起人がいてPARTYを催すかたちをとることが多いのだが、彼女は違う。
PROJECTにこれまで関わってきた人々に御礼を込めた宴を自らが開いたのだ。
故に彼女の設立した3つの会社の節目として、スタッフ皆にも感謝するという意味もあったのではないだろうか。
20数年来の敬愛する盟友(彼女は私にどう思っているかは不明?)だから、心が読めて私も大変嬉しい気持ちでもあった。
数々の来賓を迎えながらも、ここが木村ふみの世界だ。
皆が来賓のように思えるようにTABLEの配置を工夫している。
私のTABLEは婦人画報 今田編集長、櫻井副編集長、料理研究家 服部幸應氏、そして友人辰巳啄郎夫妻と共にさせて頂いたが、
同じ気持ちだったと思う。
皆が知人で、それぞれが木村ふみさんのPROJECTと関わったことがある人々だからPARTYは盛り上がった。
頂いた「掬ぶー木村ふみの仕事—」にそっと目を通した。
写真、構成、デザイン、総てに完璧な仕事だ。
木村ふみさんはこれからも真摯に、常に新たな気持ちでこれからも活躍されていくことだろう。
命に生きてきた彼女に祝福!!!