北京空港は巨大だ
ホテルの側から見える火災にあった中国中央テレビ
15日、東京から久しぶりに北京を訪れた。清華大学での日本、中国、韓国との招待展、
中央美術学院のWOKSHOPなどに出向いて以来3年ぶりの北京だ。降り立った巨大な空港は最新でそして空間に余裕がある。
先般ソウルにも立ち寄ったが空港は立派なものだった。そして、SHOPINGが楽しめる数々の免税店が空港内に設けられている。
欧米からの直行便は北京やソウルになるのではないか危惧されているが、
このまま日本が国際的優位性を失っていけば成田や関西はハブ空港として機能をもたなくなっていくかもしれない。
このままいけば近い将来、ニューヨークから東京に戻る時は北京経由で免税店で買い物をしてTRANSITで東京成田へ、
そのようなことになるのかもしれない。
危うし日本!!!
空港から迎えの車で市内に入った。オリンピックがあったからだろうか、市内は一変して奇麗になり高層ビルが増えた気がする。
しかし、一面の黄砂で晴れているのか雲っているのか解らない。濁った空気を感じるのだが、花粉症でもある私はくしゃみが止らない。
しかしなぜか誰もマスクをしていない。奇妙に思われたくないので我慢することにした。
手配されたホテルは最新のホテルで目の前には先般花火で炎上した中国中央テレビのビルが焼け残っている。
まるで現代アートの作品のようで私には違和感がない。
明日から、中川衛氏(重要無形文化財/金沢市工芸協会理事長)、原智氏(金沢美大準教授/金沢市工芸協会会員)、
大窪誠氏(金沢市役所産業局ファッション産業振興室)と私で金沢世界工芸トリエンナーレの打ち合わせのために、
16日から公式に清華大学や中央美術学院などを公式訪問することになっている。