February 4th, 2009

金沢から岡山に向う出来事

昨日は、金沢大学の授業だったが、夜中まで制作した。
一昨日もほとんど眠っていない。

 

「朝5時39分」サンダーバードに乗った。
(新大阪経由、のぞみ3号で岡山9時30分着予定)

 

車内は私だけで誰もいない、外は真っ暗だ。座席を回転させ寝台車のようにして寝込んだ。寝不足だから安眠状態で寝込んでしまった。
途中、電車の徐行状態に気付き目が覚める。福井県敦賀辺りだろうか?濃霧で視界がとれないからか、通常と明らかに速度が違う。
遅れたアナウンスがやっと流れて「濃霧のため列車は徐行運転しております」
新大阪での乗り継ぎが心配になった。そして京都に近づく頃に「列車は11分の遅れがあります」
私が関係する乗り継ぎの案内はまったくされないままに京都に着いた。
10:00から個展のために3社の取材を受けなければならないので、乗り継ぎが上手くいかなければ間に合わない。
新大阪まで行くより京都でのぞみに乗り換えた方が安全と判断して、あわてて準備して降りた。ドアが直ぐに閉まった。

 

新幹線の改札で「新大阪から岡山までのチケットを京都からに変えて下さい」理由を説明しても無表情にこの言葉を繰り返す駅員、
私は乗り継ぎの窓口に強制的に誘導された。のぞみ3号の到着まであまり時間がない。再度、窓口の女性に事情説明する。
しばらく待たされる、そして時計を見る私。計算し終えた彼女は「自由席で新大阪まで行って、
そこから今の席に変えれば900円」「京都から私の指定した席に座って岡山に行けば2200円」そのような言葉であった。
金額が更にかかる事にも驚いたのだが、車内で乗り継ぎアナウウンスが無く車掌は近くにいなかった、
そして夜勤だからかこの駅員の急がない無表情さの対応に怒りを感じたほどだ。私の判断が間違いであったかどうか、
落ち込みとともに追求したくなってくるのだが、列車の時間が迫っている。

 

「時間がないので支払いはします。私が理由を説明した上でのこの対応だから、
私の説明を聞いた上での貴方の判断で発券したと書いて下さい。後に私は誰かと相談します。」
とりあえず時間がないので急いで下さい。!!!

 

私の言ったことで彼女は明らかに動揺している。「ではこのまま乗って下さい。そして、新幹線のなかで車掌と話して下さい。」
彼女は先ほど入れてくれなかった駅員に小声で話した後に、私を中に誘導してくれた。
複雑な気持ちだ。
私は「正しい」それとも「正しくない」???
駅員の対応は「正しい」それとも「正しくない」???

 

そして乗った新幹線では岡山まで車掌の検札はなかったのだ。
無賃乗車したような複雑な気持ちになったのだが、とりあえず岡山に9時30分に到着できた。

 

着いたホームでは天満屋美術部 清水さんが迎えてくれた。彼の笑顔に総てを忘れたが、何とか約束の時間に間に合う事ができた。
長い早朝の道程だった。

 

ここで一句

 

早春に山は驚き霧隠れ
一応、黛まどか先生一門だが、駄作か☟↓

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