大樋美術館での解説
茶室「芳土庵」にて世界各国の金沢大学留学生達
毎年30人以上の金沢大学の留学生が茶道や金沢の歴史を通じて、作陶するというこのPROGRAM。今回で10回目となる。
13:20。34人の留学生が大樋美術館に到着。館内で歴代の作品を解説。
そして講義室で「茶道」「金沢工芸の歴史」を英語でレクチャーした。
茶室「芳土庵」に移動、茶道のデモンストレーションを通して茶を皆が喫する。
学生は正座が苦手だが、あえて体験してもらうのが私の方針だ。
茶会が終わった時、自己紹介してもらった。
中国、台湾、韓国、タイ、ミャンマー、イギリス、スコットランド、アイルランド、フランス、ドイツ、フィンランド、ロシア、
アメリカなど覚えきれないくらい世界各国からの留学生達だ。
来週から制作や焼成、そして六月、出来上がった作品を石川県交流サロンで展示する。
その後、それぞれが想い出としてその作品とともに帰国する。彼らはそれぞれの国々でのエリートだ。
きっと自らが制作した作品によって金沢での時間を思い出すだろう。
そのようなお手伝いができること、私はとても誇りにしている。