飯倉からの東京タワー
レセプション会場での燦々会メンバーとともに
18:30よりレセプションが開かれた。東京タワーは子供の頃に何度か訪れて登ったことがあり、
記念メダルに日時を打ち込んだ記憶もある。50周年ということは私と同じ歳ということにもなる。
燦々会という集まりがある。政財界、芸術界などの仲間で構成されていて25年ぐらい前から年に数度、
京都や東京で情報交換をしてきた。各ジャンルにおいて皆が今最も活躍している時期なのかもしれない。
大企業のオーナー、官僚、国会議員、芸術家など実に多彩なメンバーだ。
最初に声をかけたのは月桂冠社長 大倉忠彦氏と今は亡き裏千家 伊住政和氏だった。
その時から私もメンバーに加えて頂き、大倉氏はずっとリーダーを務めて下さっている。
そのメンバーもなんと26人も招待されていて、皆が50歳。東京タワーも50歳ということで感無量であった。
「50」と刻まれた東京タワーのイルミネーション。
この間に日本は様々な経験をしてきた。
大きな夢を抱いた人がそれを実現させたことで東京、日本のシンボルとしてその役目を果たしてきた。
今一度、大きな夢を抱きそれに向かって挑戦していくことが皆に求められているのかもしれない。
日本電波塔株式会社が東京タワーの正式名称だ。その社長を務める前田伸氏のように、
時代にあった継承を大きな夢の中で挑戦されている姿は尊敬に値する。
美術の道に生きる私もその志をもたなければいけないと誓った晩でもあった。