November 15th, 2008

裏千家青年部北陸信越ブロック新旧役員会議

column

11/15 14:00 北陸信越ブロック内には30の青年部があり、その集まった新旧部長

 

11/16 12:00 第3期ブロック研修チーム修了式於 金沢21世紀美術館茶室

 

11/16 12:30 修了証書を手にした第3期ブロック研修の仲間達とブロック役員於 金沢21世紀美術館茶室

 

裏千家青年部は50歳以下であることが定義となっている。長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県という地域を
北陸信越ブロックと称し、およそ1000人の裏千家茶道を志している人々で構成されている。
そのブロック長を8年間務めさせて頂いた。50歳となった今、寂しさはあるのだが多くの人材が育ち、
気持ちよく引き継ぎができた。

 

8年間のブロック長、最後の2年間は全国委員会副委員長という立場を頂き全国の至る所まで総本部からの派遣で
公式訪問することができた。その結果、歴史、地域、人、様々なことを学べる機会を得ることができた。
想い出は尽きないのだが、青年部活動を通じて日本各地に茶道を志す友人が多くできたことは嬉しい限りである。

 

平成20.21年度のブロック長は行松宏展君に決定しているのだが、彼は私が発案したブロック内の若手会員からリーダーを育成する
研修チームの一期生でもある。仕事は常に真摯に取り組んでいる和菓子職人、きっと皆の期待に応えてくれる立派なリーダーと
なってくれるだろう。他の役員にも多くのこのチームの出身者が含まれている。
彼らは弟分のようでもあり、とても頼もしい人材となってくれた。

 

金沢で15日は引き継ぎの会議を行い、夜はホテルで70人ぐらいの懇親会、そしてバンドステージのあるホールを貸し切った二次会。
感無量の私は歌い踊り、3次会あたりで眠ってしまった。翌日は研修チーム最後の事業となる金沢21世紀美術館茶室での茶会、
そして修了証書授与式。
彼らの真摯な姿には涙がでてしまった。とてもすがすがしい時間でもあった。

 

人に何かを残していける。こんなすばらしい経験をさせて頂いたのはこの青年部の活動のお陰だ。
坐忘斎御家元、鵬雲斎大宗匠をはじめとして裏千家関係者に深く感謝を申し上げたい。ありがとうございました。

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