金沢の集中豪雨から2日たった。
金沢市瓢箪町にある私のアシスタントの実家を訪ねた。実に悲惨だ。
運びだされた重い畳や家具が路上に並び、床上浸水によって泥だらけになった部屋
何度も運び出しても次々に下から上がってくる土砂で手が付けられない。
一帯の人々全てが同じ作業を繰り返していた。
そして被害の話しをしていると、どこかからフラッシュの光が目に入る
新品の作業服と真新しい長靴を履いた、見たことのある県会議員を中心に何人かの集団が歩いてくる。
作業している住民に声をかける「ご苦労様」そして背後にはVTRで撮影する人とお抱えカメラマン
フラッシュの光はその都度、声をかけての撮影によるものだったのだ。
そして、その議員の左腕には政党の腕章が!
選挙が近いと噂されているが非常識極まりない。
付近の人は、「非常識」「何を考えている」「帰れ」の声
聞こえないのか、堂々と通り過ぎていった。
実はこの文章は8/1未明に書いている。
なぜなら時間が経つごとに彼のKYな行動に考えさせられている。
話したこともない人ではあるが、彼を責める気もしない。
なぜか自分が落ち込んでいるのだ。
なぜなら、「自らもあのような行動をどこかでとったことがあるかもしれない」
あれは自分だったかもしれないと思ってしまうほどに。
自問自答
今まで、誰かを傷つけたかもしれない。知らない言動や行動で、、、
様々な団体などでいろいろな仕事をさせて頂いてきたから
もう一度、自らを戒めなければならない気がする。