June 11th, 2008

シャネルモバイルアート展

column

シャネル(CHANEL)のアート・プロジェクト「モバイルアート(MOBILE ART)」展に行った。
場所は、東京国立代々木体育館横にある オリンピックプラザ。
イラク出身の建築家ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が移動式パビリオンを設計した。
まるでUFOのような300の結合された建築物(パビリオン)は解体して移動が可能で香港、東京、
ニューヨーク、ロンドン、モスクワ、パリへと巡回していく。

 

しかし、移動が目的だけの設計ではなく、現代美術家の作品を共存させたセンスに興味が湧いた。
昔、皆で観た映画のようにUFOが地上に舞い降りてきて、地上の我々がSHIPの中を見学するかのような雰囲気があった。
来場者に携帯式のMP3プレーヤーが渡される。
それを一人一人が時間差でパビリオンの中にセッテイングされた20人の“キルティングバッグ”から
インスピレーションを得た作品を見て歩くのだ。

 

「さあ 行きましょう!付いて来て下さい!」
「人生とは様々なかたちでつくられた歴史のことである」
宇宙人女性のような発音のガイダンスによって歩き始めたあっという間の40分。
私は、アートのもつ可能性は無限であることを認識した。

 

(写真は読売、毎日、産経、各紙サイトより)

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