May 21st, 2008

金沢市が国連創造都市ネットワークへの登録申請

column

金沢市は都市の魅力を高めるため、ユネスコの「創造都市ネットワーク」への登録を目指す。
「創造都市ネットワーク」は、伝統的な技術や文化を生かし、
新しい文化を創造する都市の取り組みを促そうとユネスコが創設したもので、
これまでに欧米などの9都市が登録されている。

 

21日金沢市役所で開かれた工芸や経済界から選出された「金沢創造都市推進委員会」では、
工芸と民俗芸術を表す「クラフト&フォークアート」分野で秋に正式申請することが確認された。
私もその委員として出席させて頂いた。

 

金沢市の山出市長は、挨拶のなかで「こういう仕事を始めていることが金沢を発信し、ステータスを上げる」と意欲を示された。
また、会議では、工芸を柱とした金沢の特徴について意見が交わされ、
加賀友禅や金沢箔など22の工芸についてその歴史と伝統をユネスコへの創造都市登録に向けたアピールポイントが検討された。
私はそのなかで、金沢の工芸は前田家によって日本の茶道、華道などの「道」(武士道や修行を重ねる美学)が根底にあって
生活文化に溶け込んできたことを強く説明する必要性を意見として発言させて頂いた。

 

この「金沢創造都市推進委員会」では、これに関連して、10月に世界創造都市フォーラムを開くことも、あわせて確認された。

 

参照テレビ金沢NEWS HEADLINE
http://www.tvkanazawa.co.jp/ktknews/nw_detail.php?ev_init=1&nw_id=7253&page=0

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