12月1日、2日とANAクラウンプラザホテル金沢で開かれた金沢創造都市会議。
私の左に携帯着メロの発案者でもある宮田人司氏(株式会社ドリームランチ クリエイティブディレクター)山出 保 金沢市長、
金沢経済同友会副代表幹事、福光松太郎氏、米沢寛氏、大内浩氏(芝浦工業大学教授)などの顔ぶれだ。
2009/12/02北國新聞(夕刊)
私もも円卓に加えて頂いた。
12月1日、2日とANAクラウンプラザホテル金沢で開かれた金沢創造都市会議。
毎回、町づくりの専門家、クリエイターなどを招いて、金沢の未来を議論する。
1997年、金沢市工芸協会が中心となって提唱した「金沢世界工芸都市宣言」は金沢市議会満場一致で採択した。
その際私は、各会派を作家同士で陳情しながら理解を求めるという、珍しい経験をした。
以後、金沢世界工芸都市会議、金沢世界工芸コンペティシヨンなど様々な工芸運動を展開してきた。
金沢経済同友会は、「金沢学会」「金沢創造都市会議」を隔年で開催してきており10年の歴史を積み重ねて今日がある。
その間、金沢を論議するなかで「工芸」「伝統」「現代アート」などがたびたび話題となり、新たな取り組みが試されてきた。
私見であるが、金沢での行政と経済界の「工芸」あるいは「手づくり」に対する深い理解のもと、
作家や職人が模索しながらではあるが世界発信しようとしてきた活動、その両輪によって、
本年、金沢市は国から「歴史都市」ユネスコから「世界創造都市(工芸)」として認定を受けることができたと思っている。
これは作家や職人ができることではなく、「工芸」にたいする江戸期よりの加賀藩の手厚い保護が手本となり、
今日まで行政、経済界が一体となって支えてくれた結果としてであり、
我々はその恩恵に答えていかなければならない責務があると思っている。
今回の会議でも当然のように話題となったのだが、冒頭に飛田秀一代表幹事が述べられた
「金沢弁のまちづくり」が町の生命力となるという勅題のようなテーマを示された。
金沢に行かなければ「見れない」「会えない」「手に入らない」そのようなオリジナルなものを創りださなければならないと
実感した会議だった。
2009/12/1-2 Kanazawa Round at Kanazawa ANA CROWNE PLAZA,
It was held by Kanazawa Association of Corporate Excutives.
Also Mayor Of Kanazawa Yamade Tamotsu attended for this round meeting.
Hokkoku News Paper
I was invited for this 2nd day round meeting also.