織作峰子写真展
金沢21世紀美術館での個展会場
織作峰子さん、丁寧に作品を説明して頂いた。個展の成功に祝福を送りたい。「おめでとう」
夢の中で見た映像が、目醒める瞬間に、スーッとモノクロームの世界へと変化してゆく。
その消えかかる直前の淡いトーンが私には魅力的で、ずっと気になっていた。
それはふと漏らした溜息にも似た優しくて、はかない感覚である。
織作峰子さんの個展における冒頭の文だ。
金沢21世紀美術館での個展会場に入る。10kあるという大きなサイズの本が1Pずつ開かれていくように展示されている。
その下に敷かれている天然砂は高温でガラスになるそうだ。
写真の詳しいテクニックは触れないが、とにかく撮影した花を絵のようにPRINTする。
そして彼女がそれに加色することで写真的な絵画、あるいは絵画的な写真として美しく展開されていく。
そんな個展だった。
彼女の締めくくりのMESSAGE
「私の心の中にイメージする花を写真という形を借りて表現しようと試みた。
作業が進むにつれ、その作品作りのヒントは幼い頃の体験の中にあるということに気付いた。
これは自分探しの短い旅でもあった。」
織作峰子さんとは東京なのでよくお会いするのだが、同じ石川県で生まれたことを互いに誇りにしながら、
日本文化デザイン会議などでも活動を同じくしている。
私が副議長を務めた淡路島での2007日本文化デザイン会議にもパネラーとして参加して頂いた。
個展の成功に祝福を送りたい。「おめでとう」
MINEKO ORISAKU DIMENTIONS
21st Century Museum of Contemporary art, Kanazawa
with Miss Orisaku Mineko.It politely explained the work.
I want to send blessing to the success in the one-man show. “Congratulations”