May 20th, 2009

横山氏が語る加賀の歴史

column

加賀八家横山家16代当主横山隆昭氏が語る加賀の歴史
前田家18代当主 前田利祐様を迎えての梅鉢会参加者

 

加賀八家とは前田利家から始った加賀藩の家老8家を意味している。
もちろん長い江戸期においては多少の変動はあったにしても、徳川幕府のお目付役であったり、
忠誠を誓う家であったりと役目は様々だ。
今回、講演された横山氏は八家の中では筆頭家老であった本多家に次ぐ待遇を受けた横山家直系18代となる方である。
金沢市内には本多町もあれば横山町も存在しているのだが、江戸期の城下町そのものなのだ。
横山家には代々伝えられてきた数々の地図が所蔵されている。
畳八条におよぶ世界地図は、現在のものとほぼ類似ている。
城下町地図も現在の金沢と類似していて、その頃の風情を想像できることに驚いてしまう。

 

前田家18代当主 前田利祐様、八家のひとつ村井家当主出席されての懇親会はまるで江戸時代の加賀藩の縮図でもあった。
ただし、殿様や家老と直接に面会できることが可能になったのは、明治、大正、昭和、平成と変遷があってのことだ。
戦災も受けなかった金沢は加賀藩の大きな恩恵を今も受けていることに感謝しなければならないのではないだろうか?

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