February 8th, 2009

岡山から帰路金沢までに思ったこと

暗い社会状況のなかで岡山天満屋での個展は大成功だった。
その理由のひとつは裏千家岡山支部の若林支部長、龍門幹事長、高渕元幹事長、秋山元幹事長などの諸先生のご協力によって
会期中に大勢の方々の来場を仰げたことだ。
また、マスコミ各社がとても好意的に私の個展を取り上げて頂いたことも大きな反響になったのかもしれない。

 

出会い、再会、また人生の嬉しさを経験した。

 

90歳をやがて迎えようという数田先生。連日お越しになって頂いた。
祖父(九代長左衛門)を訪ねての我家での茶会の話しをして下さったのだが、記憶の鮮明さには驚いた。
それは何と半世紀以上前の話しなのだ。そして私の母方祖母がそこにいるかのような優しい笑顔がそこにあって、
とても神々しくも、茶目っ気のある可愛い女性なのだ。

 

石田さん、高祖さん、在間さん、そして高松から駆けつけてくれた國方さん、裏千家青年部活動で知り合った仲間達だ。
我々の連帯意識は高いものがあり、直ぐに心から染み入る会話となる。今回、一緒に飲み明かした岡山での夜は忘れないだろう。

 

盟友、藤原和君にもお世話になった。彼とはこれから永遠の仲間でいるだろう。心からそう思う。

 

場所を提供してくれた岡山天満屋美術部。スタッフの方々も本当に前向きで好意的だった。
とくに連日昼夜問わずお世話頂いた武田部長、私のタフさに疲れたかもしれない?

 

行きも帰りも静かな電車のなかで、ロマンチックにもの思いにふける自分。

 

その時、携帯がなった。「岡山のBAR,,,,,,,です。一昨日、支払いの際にクレジットカードを忘れています。どうしましょう?」
私はカードが無い事に気づき、その店に問い合わせの電話をしてからほぼ24時間過ぎている。
何と遅い対応だろう!!!すでに紛失届けを出してしまった私には、そのカードはすでに無効なのだ!
これから様々の支払い契約したものを変更しなければならない。面倒なことなのだ。最後にまたいつもの現実に戻されてしまった。

 

しかし岡山の時間を共有してくれた方々、本当にありがとうございました。

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