小松空港から観えた白山妹 由美の存在を何故か感じた。
早朝に羽田空港から小松空港に到着。晴れ渡った空に加賀の不二山「白山」が名前のとおり真っ白に雄大な姿を見せていた。
先頭で飛行機から降りてきたのだが、立ち止まって空港内の窓を眺める、実に美しい「今、妹もあの山を観ている」
突然だがそのような気持ちになった。我に返った自分は、足を痛めていることもあり、最後尾となっていた。
妹(由美)が亡くなって2年が過ぎ去った(2007年1月30日未明のLos Angels時間)。
昨年末に妹家族がLos Angelsから帰国したので、皆一緒に東京で法要は済ませているのだが、
金沢とLos Angelsでそれぞれの縁の方々とともに3回忌を行うようにした。
11:00自宅「祖堂」「芳土庵」で月心寺住職の努めによって法要が始まる。
親族以外にも友人の方々や、妹は裏千家の茶道教授でもあったので社中の方々などの参列でしめやかに執り行われた。
法要の後は料亭「つる幸」にて会食をさせて頂いた。
皆が忍んでくれたことは、妹はきっと喜んでいるに違いない。
今日は冬の金沢には珍しい春の陽気で、妹が天に頼んでくれたのかもしれない。
由美 ありがとう。