右から前衆議院議員 塩川正十郎氏、外務大臣 中曽根弘文氏、
挨拶される裏千家千宗室坐忘斎御家元、大谷裕巳氏、左に衆議院議員 石原伸晃氏
左から女優 中谷美紀さん、羽田美智子さん、フリアナウンサー 草野満代さん
皆さん御家元から茶道を伝授されている
毎年1月18日は裏千家の東京での初釜式にご招待頂いている。
主に御家元様のお親しい方々が最後の席(16:30)に招かれた後、地下にある大ホールで宴会が催される。
長男と四谷駅の喫茶店で話しをしていて、時計を見ると15:40。
裏千家東京道場まで歩きで出向いたことはないが、時間もあるので歩くことにした。
土地感だけは誰よりも優れていると自負している私は、途中天気がいいこともあって「景観」写真を撮るなど余裕で歩いていた。
ところが見覚えのまったく無い所になってしまい、「警官」が立っている大きな屋敷の前にたどり着いてしまった。
その警官に「裏千家東京道場はどこでしょうか?」と聞いたのだが、
周辺地図で示そうとしてくれたのだが載っていないほどの場所に行ってしまったのだ。ちなみにその屋敷は最高裁長官の家だそうだ。
「景観」から「警官」あまり面白くないか?それから、また20分以上歩いて、トータル70分の散歩となってしまった。
当然のように遅刻、だが間に合った。というより遅れて席が始まったようだ。
正客は塩川正十郎氏。独特のお人柄はこの茶席でも発揮されたのだが、御家元様が練られた濃茶を一口飲まれて
「いやあ☞こんな美味しい茶いいですな濃い茶は本当にいいわ、薄いのより美味しいですな!!!」わざとでもなく、
心から述べられているその姿が尊敬される一面かもしれない。一同、爆笑の嵐だった。
そして地下のホールに案内される。すでに大勢の方々だ。
大谷裕巳氏が司会、外務大臣中曽根弘文氏の挨拶、御家元様の挨拶、塩川正十郎氏の乾杯となり、燦々会メンバー、YPOメンバー、
裏千家を支える若手の政財界の方々など多種多彩なPARTYとなった。
私は普段飲めない美味しい赤ワンを片手に、後ろの仮設の寿司カウンターに直行して頂いた。
例年のことだが、本当に賑やかな雰囲気のなかで皆が喜ばれていた。(私の喜びはその倍かも?)