December 5th, 2008

裏千家青年部としての最後の日

column

2008/12/05 裏千家今日庵利休御祖堂参拝を終えての第21期正副役員、総本部外村課長様
2008/12/06 第21期全国委員退任式
2008/12/06 全国代表者会議
2008/12/06 私の右側は盟友だった伊住政和氏の弘美夫人、そして全国から集まった青年部役員
2008/12/06 別れを惜しむ青年部同士、何故か私以外は素敵な女性達???

 

タイトルに「最後」などと使いたくないのだが、、、。。?
23年前、米国留学を終え金沢に帰国し陶芸家としてデビューした。
時を同じくして裏千家茶道も再び学び始めた。何もわからないなかでの青年部入会だったが、あっという間に23年が過ぎた。
50歳になった今、去っていかなければならないのが青年部の定めだ。

 

茶道によって多くを導かれてきた。
誰も知らない、自分しか知らない茶道の足跡

 

・幼い頃から正月に茶を教えてくれた祖父。

 

・学生時代のある日、鵬雲斎大宗匠(当時家元)様とバッタリ会ってしまい、
サーファー風の日焼けとカーリヘアー(今は想像できない?)、そして破れたジーンズの私をとても心配されたらしく、
茶を習わせるべきとご紹介下さった堤恒子先生(堤義明氏ご母堂)。
初めての稽古で頭をぶつけて流血したが、茶道だけでなく様々に温かくご指導を賜った。

 

・そして米国留学、ニューヨークでは山田尚先生、師であり米国の父でもある。ボストンでは愛子ロジャースさん、
師であり米国の母でもある。白人先生が着物で私はジーンズで茶を学んだ。

 

・帰国後、鵬雲斎大宗匠(当時家元)の紹介で茶英会(裏千家東京道場で総て英語を用いた稽古)に入会。
そして金沢の大島社中に入門。

 

1985青年部入会

 

1993-1996金沢青年部部長
(ハワイ・ロサンゼルス・サンフランシスコ青年奉仕隊/姉妹締結)

 

2001-2008北陸信越ブロック長
(ニューヨーク9.11追悼茶会ロサンゼルス訪問青年奉仕隊)

 

1999-2008全国委員

 

2007-2008全国委員会副委員
(第3回裏千家青年部サマーコンファレンス第1部会長・式典/基調講演担当)

 

2008年冬青年部として最後の集まり

 

12/05
14:30大徳寺で利休居士並びに御宗家のお墓参り
15:30裏千家利休堂参拝
16:002007-2008全国委員会(第21期)正副役員会議
18:002007-2008(第21期)2009-2010(第22期)新旧懇親会
21:00〜?覚えていないくらいのメローな深酒

 

12/06
09:002007-2008(第21期)2009-2010(第22期)正副役員会議
10:002007-2008(第21期)2009-2010(第22期)新旧全国委員会
12:00-14:00LT(第21期出向員)呈茶
14:00全国代表者会議(約500人)
18:00懇親会(約500人)
21:00北陸信越ブロックナイト

 

12/07
04:00就寝
06:30起床/東京へ(日展最終日会場担当)

 

この日の午前中も会議の予定ではあったのだが、日展最終日で東京に行かなければならないことをほとんど誰にも伝えたくなかった。
なぜなら青年部活動が懐かしく、誰とも別れたくないという昔味わった卒業感覚が辛かったからだと思う。
早朝のホテルロビーは私だけ、1人でフェードアウト。こんな消えかたが自分にあっているのかもしれない。

 

午後に届いた仲間からのMAIL(彼女も卒業)

 

本日昼過ぎ、今期最後の全国委員会が無事終了しました。
その後、宝ヶ池国際会議場の宝松庵茶会に参りました。
9代大樋茶碗がでてきました。
今朝帰られた大樋さん、朝1人でロビー出られたのかな?って…迷惑かしれんけど、お見送りさせてもろたら良かった。
躊躇して諦めた自分に後悔、メローな気分でした。

 

省略、、、

 

大樋さんはじめステキな方々と親しく話せことは、キラメク私のブロック長生活の大切な1ページです。
また、会いましょう。その時は、緑色の粉盛らせて頂きます
お世話様になりました。

 

有り難う。とても嬉しいMAILだ。

 

最後の2年間は宮本英光委員長、吉岡敏正議長を中心とした役員の一人として活動させていただいた。
茶道を通じたかけがえのない友人が多くできたことは有難いことであった。

 

何が裏千家青年部なのか?なぜ活動するのか?誰のためなのか?
次代の青年部の皆さん!考えていって下さい

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