December 30th, 2007

嵯峨逸平氏の葬儀

お世話になった嵯峨逸平氏(元北陸放送社長、会長、裏千家老分)が28日朝、亡くなられた。
約三ヶ月前に静養を兼ねて、金沢から富士市に移られたばかりのことだった。
葬儀に参列したくて30日朝5時24分に金沢駅を出発、米原でひかりに乗り換え、
名古屋でこだまに乗り換えて新富士駅に到着した。そこには大きな富士の姿が青空とともにあり、
嵯峨氏はこの光景を毎日ご覧になられていたことであろう。尊崇の念で拝ませて頂いた。

 

生前よく私に話されたのは「お前の親父とは同じ年で誕生日も1日違いや」
嵯峨氏は昭和2年10月27日、父は10月28日、父もこの前80歳になったのだが、
神や仏の御蔭で有り難いことに生かさせて頂いている。嵯峨氏との別れは、
まるで言われたかのように「お前の父を大事にしなさい」そのことを意味しているような気がする。

 

嵯峨氏は北陸放送社長、会長、裏千家老分などを努められたことで、
金沢の経済界の重鎮であり数寄者でもあった。
また専務は私の叔父であったこともあって祖父、父、私、そして家族皆をご指導頂いた。
私は特に御長男であり先般亡くなられた春平氏とは兄弟のように仲が良かったので、
息子のように可愛がって頂き、有り難い時間だった。

 

春平氏とともに天国からの放送を期待して、ご活躍を祈っています。

  • icon-iphone

    This website is not designed to be viewed with a tablet in landscape orientation.
    Please turn the screen back to vertical to view it.

    このウェブサイトはタブレットを横向きにしての閲覧に対応していません。
    画面を縦に戻し閲覧してください。