January 2nd, 2006

2006年(平成18年)によせて

年を重ねるごとに一年という時間が短く感じるようになっていくのが、人生なのかもしれません。
まさに昨年、私にはあっと言う間の一年でした。十代長左衛門は2月、
文化功労者顕彰祝賀会があって多くの方々に祝って頂きました。
本人曰く「顕彰も祝賀会も皆、人様のお陰」まさにそのとおりであって、その後は各地にて記念個展を開かせて頂きました。
日展、現代工芸美術家協会、石川県美術文化協会、金沢学院大学などで活動の場を与えて頂き益々、
伝統と現代の両輪にわたり元気に仕事をしております。私、年雄は昨年の第37回日展にてMESSA VESSEL「尊崇」を出品、
2度目の特選を受賞させて頂きました。5月に訪れた米国コロラドのキャニオンの頂から見た景色は
とても大きな感動的で作品にしてみました。

 

個展は地元金沢、大阪、名古屋、富山、岐阜など各地で開かせて頂きました。
本年、東京日本橋三越個展(3/7-13) 中国北京清華大学にて九つの音色展(3/25-29)台湾台南芸術大学での
講座(5月初旬から約1ヶ月予定)日米陶芸展審査(6月上旬ニューヨーク)
米子高島屋個展(10/11-17)福岡三越個展(調整 中)などがあります。また4月上旬、イタリア、
ミラノにて開催されるミラノサローネにおいて私がプロデューサーとしてあるいはデザイナーとして
家具や茶室を発表いたします。現在、人間国宝の先生方や多くの伝統工芸に携わる匠の先生方から多大な技術協力を頂いております。
詳細はいくつかの雑誌などで紹介されることになっております。
一年が早ければ二年や三年をスパンスとして捉えていく大切さを感じ始めています。
いかに深く考え、どう作品にするか?大きな夢をもって本年も全力で望みたいと思います。

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