February 10th, 2008

裏千家石川支部初釜式席主となって

今まで現代アートからの茶会や、裏千家青年部としての茶席などをプロデュースしてきた。
しかし裏千家石川支部より依頼された初釜式での茶席は今までとは別の緊張感があった。
「私が茶席をもたせて頂く」「茶席を私がもたせて頂く」千利休居士からの現代へのメッセージは何なのか?
私なりの解読をしなければならないのだが、私などに解るはずもない。
しかし、間違いなく問われているのは正しい裏千家茶道ルールのなかで真摯な茶会でなければいけないとずっと思い続けてきた。
道具の取り合わせを考えた際、「私が茶席をもつ」と考えると自分が出過ぎてしまう。
「茶席を私がもたせて頂く」と考えれば自分らしさがなくなってしまう。どうすれば良いのか?
結局、両方の考えがはじめて重なり合うことが正しいのかとも思ってしまう。
自分なりの反省を求めていくことが修行なのかもしれない。
今回の茶席で「面白い」「楽しい」「新しい」お褒めの言葉を多く頂いた。
批判は耳にしにくいだろうが自己反省もしていきたいと思っている。
今回で得た課題は「新しさのなかに古典」「古典のなかに新しさ」「自らの場所を探す」我が作家人生のテーマでも成り得る。
支部の先生方のご理解や青年部の協力で茶席、水屋もいい雰囲気となった。
そして何より嬉しかったのは、最後の茶席に遠く裏千家青年部山陰ブロック(島根、鳥取、原田ブロック長)より36名、
北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井、)からの23名が参席してくれた。
人との出会いに感謝しながら私の一生の想い出となるに違いない。

 

とても有り難く純粋な経験をさせて頂いた。総てに感謝したい。

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