オーストラリアからの真摯な陶芸愛好家をお迎えして(大樋長左衛門邸前にて)
朝、21人のオーストラリアからの来訪者を迎えた
大樋美術館で金沢や工芸、そして大樋焼などの説明をした。
ところがこのメンバー、皆がメモをとりながら質問が飛び交う
「金沢と京都の違い」
「茶道や工芸の襲名制度」
「日本陶芸における現代と伝統の捉え方」
心して答えたが、聞いてみると京都、信楽、美濃などを訪れてきていた。
最近、他国からの来訪者はこのような旅のスタイルが増えている気がする
興味あることに同期した考え方でものを観る
これが観光なのかもしれない。
そして、来られた一人一人から心ある感謝の言葉を頂いた
いい旅人と出会った気持ちのいい日だった。