May 2nd, 2008

金沢日航ホテルでのデザイン茶会

column

金沢日航ホテルに新しいPARTY ROOMができた。光、映像、音を取り込んだ最新の宴ができるスペースである。
ここでどのようなイベントができるのか?
ホテル側のスタッフの方々の問いかけに考えた。

 

「デザイン茶会」現代アートや現代空間を考察した茶会。
一年に二度のペースで最新のテクノロジーを駆使する。

 

運びや誘導はホテルサービスのスタッフを中心として行う。
憧れの現代空間に金沢の伝統をどのように導入するか実験でもある。

 

茶席に座る。光、映像、音楽の「宇宙」掛軸のショータイムが始まる。

 

やがて静寂がやってくる。スポットライトに照らされた点前の人。

 

点前が始まり、ホテルスタッフはそれぞれの制服のままでサービス。
点前が終わりスポットで退場する人。

 

最後は、光、映像、音楽による「地球」掛軸のショータイムで終わる

 

そして、席を移して加賀フランス料理の懐石。

 

金沢は昔から茶会が催される機会が多い。伝統を追うだけではいけない。
最新であることで、伝統の深さを学ぶ。
予想外の多くのお客様、そして驚きとお褒めの言葉。
いつも強気のようで弱気の自分。しかし
私が提案する「温新知故」邪道ではないと確信した。

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